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柔道 新採用の“混合団体”で決勝進出

2021年7月31日 17:45

◆東京五輪・大会9日目、31日、柔道・混合団体(日本武道館)

今大会から新たに採用された柔道・男女の混合団体で日本が決勝進出を果たし、銀メダル以上を確定させました。

混合団体は男女各3人の計6人で構成され戦います。日本は初戦の準々決勝でドイツと対戦しました。個人種目で金メダルを獲得した阿部詩選手、大野将平選手が立て続けに敗れて0-2とリードを許しますが、3番手の新井千鶴選手から3連勝。最終6番手のウルフアロン選手はゴールデンスコアの末に技ありで勝利を収め、苦しみながらも初戦を突破しました。

続く準決勝でROC(ロシアオリンピック委員会)と対戦した日本は、準々決勝で敗戦した大野選手が30秒過ぎで一本勝ち。勢いをつかむと、新井選手、向選手、素根選手と全て一本勝ちで決勝に駒を進めました。

日本は初代王座をかけ、決勝でフランスと対戦します。

■準々決勝 vsドイツ

1番手 ●阿部詩
2番手 ●大野将平
3番手 ○新井千鶴
4番手 ○向翔一郎
5番手 ○素根輝
6番手 ○ウルフ アロン

■準決勝 vsROC

1番手 ○大野将平
2番手 ○新井千鶴
3番手 ○向翔一郎
4番手 ○素根輝

写真:エンリコ/アフロスポーツ