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松山プレーオフで敗れ日本勢初メダル逃す

2021年8月1日 20:24

◇東京五輪・大会10日目、1日、ゴルフ男子・最終ラウンド(埼玉・霞ヶ関カンツリー倶楽部)

自身初の五輪で13アンダー、単独2位からスタートした松山英樹選手は1番からパープレーが続きます。5番、6番ではバーディーチャンスにつけますが、パットが決まらず、順位を落とします。それでも7番でこの日初バーディーを奪うと、後半11番、12番で連続バーディー。14番パー5では、ツーオンに成功しイーグルとはなりませんでしたがバーディーを奪うなど、首位と1打差の単独3位に浮上します。ところが続く15番でパーパットがカップにけられてボギーとなり、3位タイに後退。そして迎えた18番、決めれば銅メダルのバーディーパットを決められずパー。通算15アンダー、3位タイのままホールアウトとなりました。

そして、銅メダル争いは松山選手を含む7人での3位決定プレーオフに突入します。その1ホール目に松山選手はボギーをたたきプレーオフから脱落。日本勢初のメダルとなる銅メダルを逃し、4位タイで五輪のラウンドを終えました。

松山選手は「こうやって上位で争えたってことはすごく良かった」と4日間を振り返りました。そして、きょうのラウンドについては「トップに追いついて、追い越せる雰囲気も感じながらも、なかなか最後の部分が上手くいかなかったという自分の課題がはっきりした。やっぱりメダルは取りたかったので悔しいです」とコメントしました。

金メダルは通算18アンダーで、首位を守ったザンダー・シャフリー選手(アメリカ)が獲得。銀メダルは、この日10個スコアを伸ばしたローリー・サバティーニ選手(スロバキア)。そしてプレーオフを4ホール目で制した潘政ソウ選手(台湾)が銅メダルを手にしています。

また、日本の星野陸也選手は5バーディー、ノーボギーで回り、通算6アンダー。38位タイで五輪でのラウンドを終えました。

※潘政ソウ選手の「ソウ」は王へんに「宗」

写真:ロイター/アフロ

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