川井梨紗子「こんな日が…」姉妹で金メダル
◇5日、東京五輪・大会14日目、レスリング女子57キロ級・決勝(幕張メッセ Aホール)
レスリング女子57キロ級の決勝が行われ、川井梨紗子選手はベラルーシの選手と対戦しました。
妹の友香子選手がスタンドから見つめるなか、川井梨紗子選手は終始積極的に攻め続け、5-0で完勝。リオ五輪に続き2大会連続で金メダルを獲得しました。
これで、妹の友香子選手とともに姉妹での金メダルとなります。
※以下、試合後の川井梨紗子選手のコメントです。
「最後の1秒まで、絶対に相手から目を逸(そ)らさないと決めていた。友香子にあんな試合(前日の決勝)を見せられたらやるしかないと思っていたので、良かった」
――試合が終わるとホッとした表情。どんな心境
「プレッシャーもなかったといえば嘘になる。ただプレッシャー(自体)が応援になると信じている。私はそれを抱えるだけの選手にならなければと思ったので、何とか戦えた」
――念願の姉妹での五輪金メダル
「こんな日があっていいのかと。このために長い間いろんな思いを抱えて、それでも頑張ってきた。本当にいい日」
写真:ロイター/アフロ