東京五輪柔道女子５２キロ級で金メダルを獲得した阿部詩選手が９日、最も美しく輝いた人に贈られる「ビューティーパーソンオブザイヤー」の表彰式に出席。

阿部選手は“新世代の強く美しく輝く女性”の代表として選出されました。

初出場となった東京五輪で、女子５２キロ級では日本史上初となる金メダルを獲得。

世界の頂点に立った阿部選手は、“最も美しい人”と“最も強い人”どちらがうれしいか問われると、「最も強い人ですかね。引退した後なら、最も美しい人がうれしいんですけど。まだ現役を続けていく限りは、強さを求めて進んでいきたいと思うので、最も強い人と呼ばれたいと思います」とコメント。

そして“最も強い人”となった今年を振り返り、漢字一文字で「笑」と表した阿部選手。「今年は苦しく、つらい日々もあったんですけど、２０２１年の最後は笑って終われそうなので、『笑』にしました。たくさんの応援のおかげで金メダルを獲得することができて、２０２１年は最高の１年で締めくくることが出来そうです」と笑顔で答えました。

そして、来年に向けて「五輪後、初めての試合が２０２２年には待っていると思うので、しっかりその大会で、私の強さを見せつけて、さらに進化した阿部詩というのを皆さんに見てもらえるように努力していきたいと思います」と決意を語りました。