久保「この気持ちを忘れない」メダル届かず
◆6日、東京五輪・大会15日目、サッカー男子・3位決定戦・埼玉スタジアム
サッカー男子日本代表がメキシコ代表との3位決定戦に臨みました。
日本は試合序盤、PKでメキシコに先制を許すと、その後も追加点を奪われ、2点のビハインドで前半を終えました。
日本は後半もメキシコに3点目を奪われる苦しい展開。それでも途中出場の三笘薫選手が1点を返しますが、反撃及ばず。1ー3で敗れ、銅メダル獲得はなりませんでした。
以下、試合後の選手のコメント。
◆久保建英選手
――試合後の涙はどんな涙
「メキシコは予選リーグで勝った相手。結果論ですが、気の緩みがあったかもしれない。このゲームの重みを自分たちは理解できていなかったのかなと思う」
――ゴールを目指す姿勢は伝わってきた
「そんなもの何にもならないです。相手に3点を取られ、こちらは1点しか取れなかった。こんなに悔しいことはない」
――この経験をどうつなげたいですか
「次のチャンスが自分にあれば、今度こそチームの勝利に貢献できるようにしたい。本当に今日の負けは重い」
――今回のチーム(五輪代表)、どんなチームだった
「めちゃくちゃ楽しかったが、手ぶらで自分の家に帰ることになる。今までサッカーだけをやってきてこんなに悔しいことはない。この気持ちを忘れないようにできれば」
◆吉田麻也選手
「完敗です。胸を張って帰りたい。それでも、サッカー人生は続く。自分のチームに帰ってポジションを奪って、9月のA代表でまたみんなに会えることを楽しみにしていると伝えました。僕自身も自分のパフォーマンスを示して、また9月からA代表で戦える準備をしたい」
――3回目の五輪。この1か月どうでしたか
「最高に楽しかった。みんなに少しでも何かを与えられるようにと思いましたけど、若い選手がいろいろなものを吸収出来て、選手として成長できたのでは」
――全試合フル出場。頼もしかった
「たくさんの方々に応援して頂いた。メダルで恩返しをしたかった。ワールドカップで自分たちの力を示したい」
写真:ロイター/アフロ