多忙なウルフ「忙しいけど充実した毎日」
東京五輪の柔道男子100キロ級で金メダルを獲得したウルフ アロン選手が、高校時代を過ごし(東海大浦安高)、現在自身が職員として勤める了徳寺大学が所在する千葉県の熊谷俊人県知事・信田光保県議会議長を表敬訪問。金メダリストとして子供たちに伝えたいことを問われ「様々なことにチャレンジしてほしいと思う。挫折したりけがをしたり失敗することはたくさんあると思いますし、僕自身もたくさんあった。その失敗から目をそらさずにその失敗から見つけられるもの、またその失敗には成功のかけらがしっかりあるので、それを見つけて自分自身のやりたい目標に向かって頑張ってもらいたい」と語りました。
また、五輪後はメダル報告やテレビ出演など、多忙な毎日を送っているウルフ選手ですが「多忙な日々ですけど、金メダルを取ったからには宿命だと思うし、応援してくれた様々な人に恩返しをすることは大事なことだと思うので、忙しいけど充実した毎日です」とコメント。
10日に地元の東京・葛飾区長を表敬訪問した際には、金メダル獲得も母から「調子に乗るなよ」とクギを刺されたことを明かしていたウルフ選手。この日、現在気をつけていることを聞かれると「食べすぎないこともそうですし、今まで以上にたくさんの方に見られる機会が増えたので、これまで以上に行動に気をつけなきゃいけないし…気をつけます」と、母の苦言を受け止め、笑いを誘いました。