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西武が新型コロナ対策“新プラン”発表

2021年8月18日 17:26
西武が新型コロナ対策“新プラン”発表

プロ野球・西武は18日、観戦するファンが安全・安心に野球観戦を楽しむために、9月のメットライフドームでの一軍公式戦開催日の計13試合を対象に、自宅からタクシーによる送迎や、専属スタッフが買い物を代行するなど、人との接触を可能な限り減少させた『コロナ対策“超強化”観戦プラン』を埼玉県と東京都の対象地域に住む人向けに販売すると発表しました。

西武が今季実施したアンケートでは約9割が「メットライフドームでは十分な感染症対策を実施していると感じている」と回答。しかし2020年末に行ったアンケートでは「コロナ前の2019シーズンと比較して2020シーズンの来場頻度が減った」と答えた人の6割以上が、行き帰りの電車の混雑や球場内での行列、大声を出したりマスクをしない観客がいるのではないかなど、新型コロナウイルスへの感染リスクを理由に挙げていたということです。

そこで観客の感染への不安を払拭し、今後も安全に安心して観戦を楽しめるよう『コロナ対策“超強化”観戦プラン』を企画。その内容は、西武タクシーが自宅からメットライフドームへ送迎し、球場では通常のゲートとは異なる専用ゲートから入場。そして客席は今季より新たにバックネット裏最後方に設置されたグループ席「ネット裏パーティーテラス(定員6人)」を利用し、グルメやグッズの購入は専属スタッフが代行します。さらに観戦後はタクシーで自宅まで送迎と、野球観戦における人との接触を可能な限り低減させるということです。

◇コロナ対策超強化観戦プラン
概要
【対象試合】9月のメットライフドーム一軍公式戦計13試合
【料金】税込144,000円~150,000円(フレックス制・1試合につき1区画、定員6人限定)※座席やタクシー料金のほか、グルメなどの購入に利用できるスタジアムチケット15,000円分を含む
【対象住まい】埼玉県:さいたま市(浦和区・大宮区・北区・桜区・中央区・西区・南区・見沼区)、蕨市、戸田市、和光市、朝霞市、新座市、志木市、富士見市、三芳町、ふじみ野市、川島町、川越市、所沢市、坂戸市、鶴ヶ島市、狭山市、毛呂山町、日高市、入間市、飯能市(一部対象地域:さいたま市緑区、川口市、上尾市、越生町、鳩山町)東京都:豊島区、新宿区、中野区、練馬区、杉並区、西東京市、武蔵野市、三鷹市、調布市、清瀬市、東久留米市、小平市、小金井市、府中市、国分寺市、国立市、東村山市、東大和市、武蔵村山市、立川市、日野市、昭島市、福生市、羽村市、瑞穂町、青梅市、日の出町、あきる野市、八王子市(一部対象地域:文京区、板橋区、渋谷区、世田谷区、狛江市、多摩市、稲城市)


写真:球団提供