西武平良 34試合連続無失点パ・タイ記録
20日、メットライフドームで行われたプロ野球・西武対ロッテ。西武の平良海馬投手が34試合連続無失点のパ・リーグ記録に並びました。
平良投手は、13日の中日戦でプロ野球新記録となる「開幕から32試合連続無失点」を達成すると、14日の広島戦でも無失点に抑え、ここまで33試合連続無失点。16日には、東京五輪の代表に初選出されました。
その平良投手は西武1点リードの8回、2アウト3塁1塁のピンチで登板すると、マウンドを気にするそぶりを見せます。「自分より前に投げた(6人の)ピッチャーの立ち位置でマウンドの形状が変わり、対応できなかった」とコントロールが乱れ、ロッテの6番・安田尚憲選手をフォアボールで歩かせ、2アウト満塁とピンチを広げます。すると7番・藤岡裕大選手にはストレートのフォアボールで押し出し、同点となります。
しかし生還したのは前の投手が残したランナーだったため、失点は記録されず。平良投手は後続を抑え、パ・リーグ記録の34試合連続無失点に並びました。
試合後、平良投手は「逆転されなかったのはよかった。失点したのに記録は続いている訳の分からない状況ですが、マウンドに上がったら、これからも1試合1試合抑えていきたい」とコメントしました。