日本新記録 西武・平良32試合連続無失点
13日、メットライフドームで行われたプロ野球・西武対中日、9回に西武の平良海馬投手が登板しました。
平良投手は10日のDeNA戦で、開幕戦からの連続無失点試合を「31」に伸ばし、2016年に中日の田島慎二投手が達成した日本記録に並びました。ファンは“投げれば打たれない”平良海馬投手のことを「平良海魔神」と称えています。
その平良投手は、西武1点リードの9回、守護神としてマウンドに上がります。中日の先頭4番・ビシエド選手にスライダーを打たれヒットで出塁を許します。「(ランナーが出ても)焦りはなかった」と、続く5番・福留孝介選手をファウルフライに打ち取り1アウト。
さらに6番・堂上直倫選手はスライダーで空振り三振に仕留め2アウトを奪うと、代打・木下拓哉選手に対し「渾身の球だった。いいコースに投げられた」と、外角への152キロのストレートで空振り三振に抑えゲームセット。これで平良投手は、日本新記録となる開幕からの連続無失点試合を「32」に伸ばしました。
試合後、平良投手は「点を取られなかったので良かった。日本新記録になってうれしいです」と喜びを語りました。
日本新記録について、辻発彦監督は「味方のエラーとかで失点することもあるが、32試合連続で無失点を続けている。すごいこと」と称賛していました。
試合は、西武が中日に4対3で勝利しました。