31歳入江陵介 SNSで現役続行を表明
東京五輪競泳代表の入江陵介選手(31)が自身のSNSを更新し、現役を続行することを表明しました。
入江選手は、「来年5月福岡で行われる世界選手権に向けて現役を続けさせていただきます」と、現役続行を表明しました。
また、「東京五輪が終わった後は引退することも考えました。ゆっくりする時間を過ごしていく中で、好きなだけ寝ても、好きな物を好きなだけ食べても、好きな人とどれだけ過ごしても何かまだ心の中に足りない物がありました。それは自分にとって水泳だったかも知れません。次の世代にどういったものを残していけるのか、何を伝えていけるのかを考えながら、必要とされるのであれば若い選手達と合同でトレーニングしたり日本の競泳界が発展する為の存在になりたいです」と、自身の思いをつづりました。
■以下、入江選手のコメント全文(原文ママ)
来年5月福岡で行われる世界選手権に向けて現役を続けさせて頂きます。所属させて頂いているイトマン東進の社長からも温かいお言葉を頂き、現役を前向きに考える事が出来ました。
東京五輪が終わった後は引退することも考えました。ゆっくりする時間を過ごしていく中で、好きなだけ寝ても、好きな物を好きなだけ食べても、好きな人とどれだけ過ごしても何かまだ心の中に足りない物がありました。それは自分にとって水泳だったかも知れません。
東京五輪の結果、また現在31歳ということもあり、周りからは引退する事が当たり前に見られていたと思います。しかしながら沢山の後輩等やスタッフの方々からまだ続けていて欲しい、まだ代表にいて戦って欲しいという嬉しい言葉も沢山頂き、必要と思ってくれている事が凄く嬉しかったです。今後に関しては自分の為の練習ではなく、次の世代にどういったものを残していけるのか、何を伝えていけるのかを考えながら、必要とされるのであれば若い選手達と合同でトレーニングしたり日本の競泳界が発展する為の存在になりたいです。来年代表に入れる保証はどの選手にもありません。日本代表になるという強い気持ちをもちろん持ちながら自分のタイムを上回る若い選手が出てきてくれる事を楽しみにしたいです。
写真:AFP/アフロ