パリへ再出発 柔道・丸山 世界選手権連覇
ハンガリー・ブダペストで行われている柔道の世界選手権で、現地時間7日、男子66キロ級に東京オリンピック補欠で前回王者の丸山城志郎選手が出場しました。
決勝で世界ランキング1位のマヌエル・ロンバルド選手に対し、内股からのともえ投げで技ありを奪い優勢勝ちを果たし、大会2連覇を果たしました。
丸山選手にとって今大会は、阿部一二三選手に敗れた昨年12月の東京オリンピック代表内定選手決定戦以来の実戦でした。およそ半年のブランクがありながらも、初戦の2回戦から5試合を勝ち抜き、見事連覇を達成しました。
大会前には「優勝して次につなげたい。もう一回世界チャンピオンになって、やっぱり丸山強いなと言われるような勝ち方をしたい」と語っていた丸山選手が、2024年のパリ五輪に向け最高の再スタートを切りました。
また、女子52キロ級では、2017年世界選手権金メダルの志々目愛選手が3大会ぶり2度目の優勝を飾りました。
写真提供:エンリコ/アフロスポーツ