国内女子ゴルフのメジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」が4日に初日を迎えます。その前日に行われたプロアマ戦で、上田桃子選手と同組で回ったのが2017年シーズンでツアーを退いた宮里藍さんです。

宮里さんは海外ツアー9勝、国内ツアー14勝(メジャー2勝)、生涯獲得金額4億円(※国内ツアーのみ)を超える女子ゴルフ界のレジェンド。2017年シーズンを最後に、ツアー出場を退いている宮里さんと一緒に回った上田選手は、「スゲーの連続でした」と驚きのコメント。

「引退して6年がたつという話をしてたんですけど、やっぱりアプローチ、パターのスゴさは健在。ショットは現役中より飛んでいるんじゃないかなと思うくらい飛んでいて改めてスゴいと思った」と、宮里さんの現役時代を間近で見てきた上田選手だからこそ感じるレジェンドの偉大さを口にしました。

一方の宮里さんは、「(上田選手と)飛距離が落ちないのはなんでだろうね？」と話したと言い、自身のプレーを笑って振り返りました。

国内ツアー16勝、海外ツアー1勝を誇る上田選手ですが、国内メジャーはいまだ手にしたことがありません。悲願のメジャー制覇を目指す盟友へ「本人の中でも色々あると思う。とにかくコースをしっかり攻略をすることが一番大事。あすからどうやって彼女らしく攻略するか楽しみ」とエールを送りました。

「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」は4日に初日を迎え、7日が最終日。茨城ゴルフ倶楽部で今季最初のメジャー女王が決まります。