大迫勇也が決勝点 森保J最終予選初勝利
◆サッカー・2022年FIFAワールドカップアジア最終予選グループB第2戦中国代表0-1日本代表(日本時間8日・カタール)
2022年にカタールで開催されるFIFAワールドカップのアジア最終予選。日本代表は大迫勇也選手のゴールで勝利し、最終予選初勝利をあげました。
9月2日にホームで行われたオマーンとの試合を0対1で敗戦し最終予選黒星スタートとなっていた日本代表。第2戦は中国代表と対戦しました。東京五輪で3試合連続ゴールなどチームをけん引した久保建英選手や、今夏にヴィッセル神戸に加入しJリーグ復帰を果たした大迫勇也選手がスタメン出場。前半23分には久保選手が大迫選手とのワンツーから切り込み、右足で放ったシュートがポストに直撃するなど、幾度も相手ゴールに迫ります。
すると前半40分、伊東純也選手が右サイドからあげた鋭いクロスに大迫選手が右足で合わせ先制に成功。これが決勝点となり、日本代表が1対0で勝利を収めました。
試合後、インタビューに応じた大迫選手は「もどかしい時間が続いたが、焦らずにチャンスをしっかり決めきろうと思っていた。初戦を落としているのでチームとして絶対に勝ち点3を取りたいという思いが強すぎて(追加点をあげられなかったのは)課題だと思う。次に戦うサウジアラビア代表にしっかり勝てれば上に立てると思うので、きょうの勝ち点3はポジティブに考えたい」と、語りました。
また、キャプテンの吉田麻也選手は「(2試合は)もちろん満足できる結果ではなかったが次につなげることができた。これが最終予選だと思うし、とにもかくにも勝ち点3が取れたのが一番大きい。試合を決定づける仕事ができる選手が前にいてくれると非常に助かる」と、ゴールを決めた大迫選手をたたえました。
森保ジャパンは10月、現在ともに連勝でグループBの上位2か国につけるサウジアラビア代表とオーストラリア代表と対戦します。
写真:AFP/アフロ