ロンドン“金”ゴールボール女子 初戦黒星
◆東京パラリンピック・大会2日目、25日、ゴールボール女子 予選リーグ・グループD(幕張メッセCホール)
東京パラリンピック大会2日目。今大会でパラリンピック5度目の出場を果たし、ロンドン大会では金メダルを獲得したゴールボール女子日本代表は、リオ大会で金メダルを獲得した“前回女王”のトルコとの初戦に臨みました。
ゴールボールは、視覚障がい者を対象にしたチーム競技で、3人対3人で行われます。鈴の入ったボールを相手のゴールに入れ、得点を競います。選手は鈴の音を頼りにボールの位置を探り、攻撃側はいかにコースを察知されずに相手ディフェンスの隙間を狙ってゴールするか、守備側は幅9メートルのゴールをどのように味方3人で連携して守るのかという駆け引きが注目の競技です。
リオ大会で5位に終わった日本は、同大会で優勝したトルコを相手に苦しい戦いとなりました。
前半、トルコに先制を許しますが、萩原紀佳選手のペナルティースローで同点に追いつきます。しかし、トルコに追加点を許し、2点ビハインドで折り返します。
後半に入り、前回女王のトルコに得点を重ねられる中、日本はトルコの堅い守りの前に得点を奪うことができず、7対1で敗戦。白星スタートとはなりませんでした。
ロンドン大会以来の金メダル奪還へ、日本は準々決勝進出を目指し27日にブラジルと対戦します。
写真:ロイター/アフロ