８月２４日に開会式を迎える東京パラリンピック。その東京大会で初のパラリンピックに臨むゴールボール男子日本代表が１１日、オンラインで取材に応じました。キャプテンの川嶋悠太選手（２６）は「（延期となった）１年間で積み重ねたものは、すごく大きなもの。チームとして金メダルを目指して取り組んできたので、最終的にみんなで笑い合いたい」と、意気込みを語りました。

ゴールボールは、視覚障害者を対象にしたチーム球技。３人対３人で対戦し、鈴の入ったボールを転がすように投げ合い、味方ゴールを守りながら、相手ゴールにボールを入れて得点を競います。

パラリンピックの団体競技としては、２０１２年ロンドン大会で日本女子が史上初の金メダルを獲得。日本男子は今大会が初出場となります。

初の大舞台で目標とする金メダル獲得へ。開会式翌日の２５日に行われるアルジェリアとの初戦をポイントにあげた市川喬一監督は「初めての大会だからこそ、怖いもの知らずの勢いのまま初戦を迎えて、最後の決勝の舞台に立ってほしい。どれだけ世界に通じるか楽しみで仕方ありません」と、大会を待ち望みました。



写真：森田直樹／アフロスポーツ