パラ初出場ゴールボール男子代表 白星発進
◆東京パラリンピック・大会2日目、25日、ゴールボール男子 予選リーグ グループA(幕張メッセCホール)
東京パラリンピック2日目の25日、ゴールボール男子の予選が行われ、パラリンピック初出場の日本代表がアルジェリアと対戦しました。
ゴールボールは、視覚障がい者を対象にしたチーム競技で、3人対3人で行われます。鈴の入ったボールを相手のゴールに入れ、得点を競います。選手は鈴の音を頼りにボールの位置を探り、攻撃側はいかにコースを察知されずに相手ディフェンスの隙間を狙ってゴールするか、守備側は幅9メートルのゴールをどのように味方3人で連携して守るのかという駆け引きが注目の競技です。
日本は前半、金子和也選手が6ゴールをあげるなど7対3でリードし、折り返します。
後半に入っても勢いは止まらず、宮食行次(みやじきこうじ)選手の3連続ゴールなどで得点を重ね、アルジェリアを13対4で下し、パラリンピック初勝利。白星スタートを切りました。
準々決勝には各グループ5チーム中上位4チームが進出。日本代表は上位進出を目指し、27日にアメリカと対戦します。
写真:ロイター/アフロ