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マラソン大迫 山縣と強力タッグでイベント

2021年9月19日 20:54
マラソン大迫 山縣と強力タッグでイベント

19日、マラソンの東京オリンピック代表・大迫傑さんが、陸上100mの日本記録保持者・山縣亮太選手と共に、オンラインで小中学生と交流する陸上イベントを行いました。

大迫さんが発起人となり行っているイベント「Sugar Elite Kids」は、全国を周りながら、小中学生に走るスキルだけではなく、目標や夢を達成するために必要な考え方を伝えています。

横浜市で開催されたこの日は、ゲストで陸上100mの日本記録を持つ山縣選手も登場し、大迫さんとの超強力タッグで小中学生とオンラインで交流をしました。

イベントの前半では、速く走るためのトレーニングを紹介。手始めに大迫さんが30mほどの距離をダッシュし、タイムを計測。すると、すかさず山縣選手から大迫さんに「つま先から着地しすぎている」と短距離を速く走るための指導が入ります。

そこから山縣選手の指導のもと、速く走るためのトレーニングを行い、大迫さんも「みんなできてる?」とコミュニケーションを取りながら、小中学生たちと一緒に汗を流しました。

トレーニング後に大迫さんがもう1度タイムを計ると、なんと0.2秒短縮。オンラインで参加した小中学生と共に、手をたたいて喜びました。

イベント後半には「夢を叶(かな)えるために必要なこととは」をテーマに、子どもたちと一緒に話し合いをする時間を設定。

大迫さんは、自身の東京オリンピックに挑戦するまでの経験も話しながら、子どもたちに「目標を持つこと」「挑戦すること」の大切さを語りました。

約2時間のイベントを終えて大迫さんは、「夢を持つことは難しくない。挑戦することにハードルはない。一歩前に出てやってみたら新しい世界になるし、それが自分の人生を豊かにするということを感じてもらいたかったです。僕自身にも、子どもたちにも、新しい刺激があったんじゃないかと思います」と充実した表情。

山縣選手も、「実績もあって、長距離を引っ張ってきた先輩なので、大迫さんに声をかけていただいてうれしかったです。僕らが子どもたちにレクチャーをして、自分も頭の整理になりましたし、すごく楽しかったです」と満面の笑顔で振り返りました。

最後には、「こういう状況なのでオンラインになりましたが、今度はみんなと顔を合わせてやりたいですね」と話した大迫さん。今後の活動への意欲も語りました。

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