小中学生向けに「はじめての防衛白書」公開
防衛省は、今年7月に公開した「防衛白書」を小中学生向けにわかりやすい言葉で解説した、「はじめての防衛白書」をホームページで公開しました。
「はじめての防衛白書」は小学校高学年から中学生に向けて作成されたもので、中国や北朝鮮など、日本を取り巻く安全保障環境の現状や、自衛隊の取り組みなどをイラストと易しい言葉で、30ページにわたって解説しています。
第一章では、防衛力の必要性について、「国を確実に守るためには、日本が自分たちの国を守る意思と能力があることを周りに示し、日本から何かを奪うことは難しいと思わせることが必要だ」と解説しています。
防衛省が子ども向けに白書に関連した資料を作成するのは初めてです。
岸防衛大臣は、10日、作成の狙いについて「わが国の防衛政策に若年のうちから接していただき、理解を深めてもらいたい」と述べました。
※画像提供:防衛省