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ドラ1候補山田龍聖 好投もチームは敗れる

2021年9月23日 16:09
ドラ1候補山田龍聖 好投もチームは敗れる

23日、第92回都市対抗野球東京都二次予選の1回戦、JR東日本対東京ガスが大田スタジアムで行われ、今秋のドラフト1位候補・JR東日本の山田龍聖投手(高岡商)が先発しました。

山田投手は2018年の夏の甲子園で根尾昂選手(現中日)や藤原恭大選手(現ロッテ)らを擁し春夏連覇を果たした大阪桐蔭を相手に、11個の三振を奪い3失点に抑えた最速153キロのサウスポーです。

その山田投手の視察に、バックネットには西武・渡辺久信GMら多くのプロ野球関係者やスカウトが訪れました。

山田投手は初回、2アウト1塁から3連続四死球を与え、押し出しで先制点を許します。

それでも2回以降は自らのストロングポイントと語るストレートを武器に東京ガス打線を抑え、7回0/3を投げ6安打7奪三振2失点の好投を見せました。

一方、打線が東京ガスの先発・臼井浩投手に完封負けを喫し、0-3でチームは敗北。そのため翌日24日の敗者復活1回戦から再び都市対抗野球の本大会を目指します。

試合後山田投手は「初回の入りが悪かったので、明日(24日)修正できるようにします。スライダ―を低めに投げ切れるようになり、2回以降は立ち直れました」と試合を振り返りました。

来月11日に行われるドラフト会議については「大会が終わるまでは考えていないが、大会で結果を出すことによってドラフトにつながればいい。(高校日本代表で共に戦い、プロ入りを果たした多くの選手達と)最終的には同じ舞台で戦えればいい」とコメントしました。