巨人24イニングぶり得点 連敗脱出なるか
◇セ・リーグ 巨人×DeNA(1日、東京ドーム)
5連敗中の巨人が、24イニングぶりとなる得点を奪いました。
先月28日に行われた中日戦の9回に得点を奪って以降、18イニング得点のない巨人。優勝争いに食らいつくために何としても勝ちたいこの日の試合ですが、序盤はまたしても打線はつながらず。
初回、好調を維持する1番の松原聖弥選手が17試合連続安打となるツーベースヒットを放ち、ノーアウトから出塁。続く若林晃弘選手が送りバントを決め、1アウト3塁の絶好のチャンスを作ります。しかし3番の坂本勇人選手、4番の岡本和真選手がそろって内野ゴロに倒れて凡退。チャンスを生かせません。
その後DeNAに2点を許しますが、迎えた6回裏。先頭の岡本選手がレフト前ヒットを放つと、続く亀井善行選手もヒットを放ち、2塁1塁。さらに続く大城卓三選手は、1度バントの構えを見せるもヒッティングに切り替え、ライト前ヒットでノーアウト満塁に。このチャンスで打席には、この日の試合前も原監督から直接指導を受けていた丸佳浩選手。高めに来たストレートを弾き返し、打球はレフトの前へ。これでランナー2人が返り、実に24イニングぶりの得点となる、2点タイムリーとなりました。
さらにノーアウト3塁2塁のチャンスが続きましたが、後続が倒れてこのイニングは同点止まり。
それでも続く7回にも、若林選手・坂本選手の連打でチャンスを作ると、5番亀井選手がしぶとく犠牲フライを放ち、ついに巨人が勝ち越しました。
5連敗脱出へ、中継ぎ陣に残り2イニングが託されます。