空手・喜友名諒“顔力”の秘訣は野生動物
◇日本オリンピック委員会主催イベント~応援ありがとうTOKYO2020~(12日、都内)
東京オリンピックのメダリスト30人、パラリンピックのメダリスト8人が一堂に会し、抽選で選ばれた一般の参加者約100人とオンラインで交流しました。
オリンピアンとパラリンピアンの交流の場ともなった今回のイベント。車いすラグビーで銅メダルを獲得した池崎大輔選手は、空手男子形金メダリスト喜友名諒選手に気になっていたことを質問しました。
池崎選手「“顔力”で、金をとられた。見るからにオーラが出る顔。威嚇したらみんなが道を空けてくれるような、そういう顔になりたい。気迫がすごかった」
喜友名選手「沖縄の遺伝子というか、両親の遺伝子に感謝したいと思います(笑)あとは、稽古からくる自信が全身から出る気迫にもつながってくると思うので、銅メダルとおっしゃっていましたけど、すごい力を持たれているので堂々としてください」
池崎選手「銅なので(“顔力”は)しょうがないですね(笑)」
喜友名選手「普段から野生動物の獲物を狙うシーンを見ながら、野生になりきってまねしている。ぜひ参考にしてください」
池崎選手「参考になりました。自分もしっかり野性の勘を持ちながら、パフォーマンスにつなげていく。本能で戦う」
オリンピック、パラリンピックの垣根を越えた交流に、東京大会のレガシーが垣間見えました。
写真:西村尚己/アフロスポーツ