一部サポーターが声出し応援 JFAが謝罪
日本サッカー協会(JFA)は13日、12日に開催されたW杯アジア最終予選グループB・日本代表VSオーストラリア代表の試合で、一部サポーターが禁止されている声出し応援を行っていたことを発表しました。
12日の試合は有観客開催で、上限1万人に加え、それとは別にワクチン接種者やPCR検査で陰性証明された人などを限定に約5000枚のチケットが販売され、1万4437人の観客が来場。JFAはサッカー活動の再開に向けたガイドラインに基づき、観客に対して入場前の検温やマスクの着用、手洗いなどをお願いするとともに大きな声を発したり、声による応援を禁止するなどルールを設けて、新型コロナウイルス感染予防に取り組んでいた中、今回このような行為が行われてしまいました。
JFAは「観客の皆さまに観戦ルールやマナーを順守していただいている中、今回、一部サポーターが大声で歌う、コールを行うなど、周囲の皆さまに不安を与え、ルールをしっかり守って応援いただいている方々に不快な思いをさせる行為を行いました。このような禁止行為があったことは極めて残念なことであり、また、大会を主管するJFAとしてルールを徹底できなかったことを衷心よりお詫び申し上げる次第です」と、謝罪しました。
今後については「引き続き、安全・安心な観戦環境を提供すべく感染症対策にしっかり取り組むとともに、ファン・サポーターの皆さんにも観戦ルール/マナーの順守と節度をもった応援にご協力いただくよう周知徹底を図ってまいります」と、再発防止に努めると述べています。