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体操・萱 あん馬で銀「プライドがあった」

2021年10月23日 22:27
体操・萱 あん馬で銀「プライドがあった」

◇体操 世界選手権男子種目別・あん馬決勝(23日、福岡・北九州市)

東京五輪の種目別・あん馬の銅メダリスト、萱和磨選手が世界選手権の種目別・あん馬の決勝に出場。萱選手は2015年世界選手権の種目別・あん馬でも銅メダルを獲得しており、最も得意な種目です。

演技冒頭、自身の「武器」として磨きをかけてきたF難度の大技「ブスナリ」を成功。さらに「開脚旋回」では、会場が沸くほどの雄大な演技で、観客を魅了した萱選手。最後まで安定した演技で、得点は14.900。世界選手権では、この種目で自身初の銀メダルに輝きました。

試合後、萱選手は「今のベストを尽くしたし、僕のやるべきことはやった。でも金メダルがいいので、次は金メダル」とコメント。

さらに自身の成長について問われると「今回の銀メダルもそうだし、僕の中であん馬に関しては『五輪で銅メダルをとった』というプライドもあった。今回、メダルをとれば本物だと思ったので『本当にあん馬が得意なんだ』ということを今大会で示そうと思っていた。メダルの色は1個上がって銀メダルということで、次は金メダル狙いたい」と、話しました。

写真:YUTAKA/アフロスポーツ