種目別あん馬で萱が銅 「自分をほめたい」
◆東京五輪・大会10日目、8月1日、体操男子種目別あん馬決勝、東京・有明体操競技場
体操男子種目別あん馬の決勝に萱和磨選手が出場しました。
決勝進出者8人の中で6番目に演技を行った萱選手。序盤から終盤までミスなくこなし、終了直後には力強いガッツポーズを見せ、笑顔で演技を終えました。
萱選手は14.900点を記録し、銅メダルを獲得。今大会、団体の銀メダルに続き2個目のメダル獲得となりました。
同じ種目に出場した亀山耕平選手は14.600点で5位でした。
以下、試合後の萱和磨選手のコメント。
――表彰式終了後、天井見上げながら銅メダル見つめていた。どんな心境
「今までの出場した国際大会で一番レベルが高く、メダルが取れるのかなと思っていた。相手に関係なく、自分の演技に集中した結果の銅メダルなので、うれしい。でも金メダルが欲しいと改めて思った」
――悔しい気持ちがあるか
「あん馬に関しては、悔しいというよりやりきった。メダルが狙えるか狙えないかというところにいた。諦めなければ絶対に何か起こると信じて挑んで、自分の演技ができた。今日は自分をほめたいと思う」
――リオ五輪(出場)を逃してから長い5年間。強くなったか
「今日の銅メダルはパリ(五輪)に向けてのスタートの銅メダルだと思っている。まだまだ満足したくないですし、やっぱり金メダルを取りたいという思いがあるので、3年後(に向け)今すぐにでも練習したい」
写真:AFP/アフロ