【快挙】18歳芦川 平均台67年ぶり金
◇体操 世界選手権女子種目別・平均台決勝(24日、福岡・北九州市)
東京五輪6位入賞を果たした18歳・身長143センチの芦川うらら選手が、種目別・平均台決勝に出場しました。
演技序盤、バック転~スワンは安定感のある実施を見せると、東京五輪と今大会予選で大きな減点となったE難度の交差輪とびは、わずかなふらつきに抑え、最小限の減点とします。
最後の後方伸身宙返り3回ひねりの着地をまとめると、出場選手中唯一の14点台となる14.100をマーク。この種目で日本勢67年ぶりの金メダル獲得となりました。
芦川選手は「東京五輪が終わってから世界選手権でのメダルを目指してやってきたので、その目標がかなってうれしい。お客さんが入って、自分を応援してくれているのを感じられて、楽しんで試合ができた」と自身の演技を振り返りました。
平均台・日本勢67年ぶりの金メダル獲得については「東京五輪で(村上)茉愛ちゃんが個人で五輪初のメダルと聞いて『すごいな』と思った。今回自分がそういう立場になってビックリ」と答えました。
写真:AFP/アフロ