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巨人・大竹寛(38)笑顔のラスト登板

2021年10月24日 22:21
巨人・大竹寛(38)笑顔のラスト登板

◇セ・リーグ、ヤクルト6-4巨人(24日、明治神宮野球場)

今季限りでの引退を表明している大竹寛投手(38)が途中登板。打者一人を打ち取り、笑顔でマウンドを去りました。

巨人は2点を追う8回、大竹投手が5番手としてマウンドへ。

今季限りでの引退を表明している大竹投手は、ヤクルトのサンタナ選手に対し、初球・2球目はシュートでボール。3球目もシュートで空振りを奪います。さらに4球目もシュートでファウル。そしてカウント2-2からの5球目も大竹投手が選んだ球種はシュートでした。サンタナ選手を詰まらせてショートゴロに打ち取り、ここで原辰徳監督が投手交代を告げます。

マウンド付近には巨人ナインが集まり、笑顔で応じる大竹投手の姿が。

降板時にはヤクルトベンチからも拍手が起き、敵地である神宮球場に集まったファンも多くが立ち上がって拍手を送りました。

大竹投手に涙はなく、笑顔で拍手に応えながらベンチへ。

試合終了後には巨人ナインにより胴上げが行われ、大竹投手は両手を広げ、5回宙を舞いました。