V逸から1週間 チェン100点超えで首位
◆フィギュアスケート GPシリーズ第2戦 スケートカナダ (日本時間30日、バンクーバー)
世界選手権3連覇のネイサン・チェン選手(22)がショートプログラムで106.72点をマークし、首位スタートを切りました。
GPシリーズ初戦のスケートアメリカでは、ジャンプのミスなどで3位に沈み、18年2月平昌五輪以来、3年8か月ぶりに優勝を逃した“絶対王者”。
しかし今大会は冒頭の4回転ルッツをはじめ、トリプルアクセル、4回転-3回転トーループを成功させます。さらに、スピン・ステップでも全て最高評価のレベル4を獲得するなど演技を修正。
これまでの自己ベスト(110.38点)に迫る高得点をマークしました。
チェン選手は「試合でも練習でもうまくいかなかったときは、すぐにまた次のチャンスを手にしたくなる。3週間とか4週間とか待たずに、今大会でチャンスを得られてワクワクしている」と語りました。
また、日本勢は2大会連続の五輪出場を狙う田中刑事選手が78.83点で6位、山本草太選手が78.78点で7位となっています。
男子フリーは日本時間31日に行われます。
写真:AFP/アフロ