なでしこ池田監督「成長したい」初陣飾れず
◇サッカー女子国際親善試合 日本代表0-2アイスランド(日本時間26日・オランダ)
10月に就任した池田太監督にとってはこれが初戦。
FIFAランキング13位の日本は、16位のアイスランドと対戦。先発11人中、GK池田咲紀子選手、DF南萌華選手、MF長谷川唯選手など6人の東京五輪メンバーが名を連ねました。
しかし、前半14分、アイスランドに中盤でボールを奪われると、カウンターでサイドを突破され、先制点を許したなでしこ。
後半25分には、ロングボールで守備を崩され、追加点を奪われます。
その後、東京五輪でゴールを決めた田中美南選手などを投入するも、チャンスを作れず、0-2で敗れました。
池田ジャパン初ゴールと初勝利はお預けに。次戦は、日本時間30日、FIFAランキング4位のオランダ代表と対戦します。
池田監督は試合後、「選手たちはピッチ上で、短い準備期間の中、いろんなことをトライしてくれた。その中で、できたことできなかったことを整理して、また成長していきたい」と前向きにコメント。
長谷川選手は「本当に勝たなければいけない試合だったので、内容も結果もまだまだだと思う。得点がなかったので、(次戦は)攻撃でもっといいシーンをつくりたい」と意気込みました。
南選手は「新体制が始まって初めてのゲームでたくさん課題が出た。修正して、もっといいチームになっていければいい。次のオランダ戦はもっといい試合をしないといけないし、勝ちにもこだわりたい」としています。
クレジット写真:アフロ