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阪神・青柳 母校を訪問し子どもたちと交流

2021年12月7日 19:15
阪神・青柳 母校を訪問し子どもたちと交流

プロ野球・阪神の青柳晃洋投手は7日、神奈川県横浜市鶴見区の母校である寺尾小学校と生麦小学校を訪問。子どもたちに自身が選んだ本や図書カードを贈りました。

青柳投手は、今季25試合に登板。13勝6敗、防御率2.48の成績を残し、セリーグの最多勝投手に輝きました。また、東京五輪日本代表にも選ばれ、金メダル獲得に貢献しています。

阪神のユニホーム姿の“先輩”、青柳投手が寺尾小学校の校庭に現れると、子どもたちは大興奮。地元のヒーローを大きな拍手で出迎えました。

質問コーナーで、青柳投手の小学校時代好きだった給食が揚げパンと明かされると、子どもたちからは「あ~」とうなずきの声が。さらにキャッチボールや記念撮影など、生のプロ野球選手との交流を楽しみました。

また、青柳投手は体育館に集まった5・6年生に向け、プロ野球選手になるという夢を叶えた自身の経験から『夢と目標』をテーマに講演会を実施。

「『夢』はなれたらいいなという漠然としたもの。自分の手が届くところが『目標』。夢を設定したところが届きそうになったら、それは目標に変わって、そこに向かっていくだけ」と、熱く語りました。

その後、生麦小学校に移動し、同じプログラムで子どもたちと触れ合った青柳投手は「小学生のパワフルさにちょっと自分が負けているなと思いました。小学生と触れ合う機会というのが今年本当になかったので、大勢の子どもたちと触れ合えてすごくうれしかった」と、小学校訪問を振り返りました。

地元・鶴見区の市立小学校22校と市立保育園4園を対象に、自身の勝利数に応じて寄付活動(1勝につき10万円)を行っていく青柳投手。「(東京)五輪に出たときにすごく周りから応援してもらえてるなというところがあったので、少しでも応援してもらえた分周りに何か返せたらなと。自分が生まれ育った地に何か貢献できたらと思っていたので、鶴見区と話し合ってこういう寄付活動を始めようかなと思いました」と、この活動を始めた思いを語りました。

また、「いきなり夢を持てと言われてもピンと来ない人も多いと思うので、まずは身近な目標からどんどん見つけて、その目標が夢につながるように、夢が見つかった人はどんどん目標を決められるように、そういう子どもたちが増えていくように頑張ってもらえたら」と、子どもたちへエールを送りました。

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