阪神・青柳 地元・横浜市鶴見区に恩返し
プロ野球・阪神は1日、青柳晃洋投手が勝利数に応じた金額分の「本(絵本)」を地元の横浜市鶴見区に寄贈することを発表しました。
鶴見区役所の担当者によりますと、青柳投手から「生まれ育った鶴見区の子どもたちに社会貢献活動をしたい」と球団を通して申し出があったということです。
対象となるのは、市立小学校22校と市立保育園4園です。
青柳投手は今季13勝。1勝につき10万円、合計で130万円相当の本や図書カード、おもちゃなどを寄贈します。
青柳投手は球団を通して「今回、地元の横浜市鶴見区の子どもたちのために何かできることはないかと考え、この活動を始めることとなりました。鶴見区役所の方から、『図書室の本が傷んでいる学校がある』という話を伺い、僕自身もよく本を読むので、子どもたちにおすすめしたい本と、子どもたちの好きな本を選んで買ってもらえるように図書カードを寄贈することにしました。保育園にも絵本とおもちゃを贈るので、みんなで楽しんで使ってもらえたらと思います。これからチームの優勝のために勝ち星を積み重ねることで、地元の鶴見区にも恩返しができるように頑張っていきたいと思います」とコメントを発表しました。
今後も継続的にこの活動に取り組んでいくという青柳投手は、12月上旬に小学校2校を訪問し、児童と交流する予定。その際に選んだ本などを子どもたちに手渡すということです。