巨人を応援する財界関係者で結成する「燦燦(さんさん)会」が7日東京都内のホテルで行われ、原辰徳監督が参加者に向け挨拶をしました。

原監督は「少しチームの状況をお話させて頂きたいと思います」と切り出すと、「昨年は創立88年目、屈辱的な1年だった」と5年ぶりにBクラスの4位に沈んだ昨シーズンを振り返りました。

原監督は、シーズン終了以降チーム全体で「新しいジャイアンツ」を作ることに尽力したといいます。キャプテンに関しては、坂本勇人選手から岡本和真選手、投手キャプテンは菅野智之投手から戸郷翔征投手に変更し、常勝軍団の復活を図ります。

今季については「スターティングメンバー、開幕投手、全く今白紙です」とコメント。その一方でチームの底上げができていることを口にしました。

「レベルの高いところで競い合っている。私の中では頭の痛いところではありますけど、これほど今チーム力が上がっているというと感じる年はありません」

昨シーズンの悔しさを知る既存の選手や、新たに加わった選手の、スタメン奪取に向けた激しい競争に注目が集まります。