◇プロ野球 巨人春季キャンプ 紅白戦(2日、沖縄)

4度目となった巨人春季キャンプ紅白戦。紅組の「6番・レフト」で先発出場したオコエ瑠偉選手がまたアピールしました。

2点ビハインドの5回。ノーアウト1塁からライト前ヒットで出塁。

続く重信慎之介選手は空振り三振で1アウト1塁・3塁となり、次の打席に入った、岸田行倫選手の初球で仕掛けたオコエ選手が盗塁に成功しました。さらに岸田選手がタイムリーを打ち、同点に追いつきました。

これで対外試合2試合を含めた実戦で6試合連続ヒットをマークしたオコエ選手。さらに19打数9安打（実戦8試合）と打率4割超えと好調ぶりを見せました。

原辰徳監督は足を使ったプレーを「オコエのスチールが非常に効いてる」と大絶賛。盗塁前の状況は、1アウト1塁・3塁。オコエ選手が盗塁を決めたことで、ゲッツーを阻止したことに言及。

さらに「あのプレーは個人技でチームを救った。あそこでエンドランとか違ったプレーであれば変わるだろうけど、個人で巨人を救った」とオコエ選手の盗塁があったからこそ同点に追いついたと新戦力をたたえました。