スケボー日本一へ五輪代表西矢・白井が出場
◇第4回 日本スケートボード選手権大会、ストリート男子/女子、パーク男子/女子、予選(9日、茨城・ムラサキパークかさま)
男女のストリートとパーク、計4種目の日本一を決めるこの日本選手権は今大会で4回目を迎えます。2019年、前大会の優勝者は、ストリート男子・青木勇貴斗選手、女子・中山楓奈選手、パーク男子・平野歩夢選手、女子・開心那選手という東京五輪にも出場した顔ぶれでした。
そして今大会は、日本代表の強化指定選手選考大会と来年のアジア競技大会派遣選手選考大会を兼ねていて、出場者の最年長は37歳、最年少は9歳です。3年後に控えた2024年のパリ五輪で、日本のメダルラッシュにも期待がかかる注目選手たちが今大会も多く出場しています。
ストリート女子では、14歳の東京五輪金メダリスト西矢椛(もみじ)選手が予選1位。ストリート男子は、東京五輪代表の白井空良(そら)選手が予選2位で準決勝進出を決めました。
競技後、西矢選手は準決勝と決勝へ向け、「軽くやっているなって、簡単そうだなって思われたいです。優勝とかこだわりないので、楽しく自分がいいと思う滑りをしたいです」とコメントしています。
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※動画の技は、西矢椛選手の「ビッグスピンフロントサイドボードスライド、バックサイドリップスライド」
【ストリート男子 準決勝進出】
松本浬璃、白井空良、根附海龍、甲斐穂澄、佐々木来夢、村上涼夏、池田大暉、佐々木音憧、長井太雅、石井裕海、齋藤丈太郎、渡辺星那、濱村大征、梅尾周生、山附明夢
【ストリート女子 準決勝進出】
西矢椛、吉沢恋、赤間凛音、前田日菜、伊藤美優、上村葵、中島野々花、石丸葵、原田結衣、藤澤虹々可、松川蓮、佐々木心結、北野朝戸、高橋月音、中島茉瑚
【パーク男子 準決勝進出】
笹岡建介、櫻井壱世、天野太陽、猪又湊哉、有山大翔、徳田凱、永原悠路、山本琢翔、中谷太紀、志治群青、栗林錬平、坂本輝月、能勢英汰、榮大和、木田颯太
【パーク女子 準決勝進出】
草木ひなの、小川希花、藤井雪凛、菅原芽依、長谷川瑞穂、原田結衣、菅原琉衣、武田星、伊勢田裕夏、伊藤凛音、溝手優月、千田小陽、西城翠玖、石原歩惟、東海林和胡
11日(土)はストリートの男子と女子の準決勝と決勝が、12日(日)はパークの男子と女子の準決勝と決勝がおこなわれます。