“はりひなペア”銀 今大会日本勢初メダル
◇卓球 世界選手権個人戦 大会6日目(現地28日、米・ヒューストン)
混合ダブルス決勝で、張本智和選手(18)と早田ひな選手(21)の“はりひなペア”が、中国の王楚欽選手、孫頴莎選手組と対戦しました。
米国開催ながら、中国ペアへの大声援が響く会場で、“はりひなペア”は終始相手に圧倒されます。第1ゲームは、7連続得点を奪われるなど11-2で落とします。
つづく第2ゲームでもミスを重ねて11-5、中国ペアに2ゲームを連取され、追い込まれます。
後がなくなった第3ゲームでは、張本選手のバックハンドなどで得点を重ねて一時、1点差まで詰め寄りますが、11-8でストレート負けを喫しました。
2017年大会の吉村真晴選手、石川佳純選手以来の金メダル獲得を狙った日本勢でしたが、惜しくも銀メダル。それでも日本勢ではこの種目2大会連続の銀メダルとなりました。
そして張本選手にとっては世界選手権で初めての表彰台となります。
一方の早田選手は、伊藤美誠選手とのペアで臨んでいる女子ダブルスで29日の決勝に進出していて、混合ダブルスでは届かなかった金メダルの獲得を狙います。
写真:アフロ※写真は準決勝のもの