“みまひなペア”中国ペア破り決勝進出
◇卓球 世界選手権個人戦 大会6日目(現地28日、米・ヒューストン)
女子ダブルスで約2年ぶりに再結成した伊藤美誠選手(21)と早田ひな選手(21)の“みまひなペア”が大熱戦に勝利し、金メダルへ王手をかけました。
準決勝は、シングルス世界ランキング1位で東京五輪金メダリストの陳夢選手(中国)と銭天一選手(中国)のペアと対戦。試合は両ペアともに一歩も譲らず、ゲームの奪い合いが続き、第4ゲームを終えてゲームカウントは2-2となります。
迎えた最終第5ゲーム、前回大会銀メダルのみまひなペアは、強烈なスマッシュやバックハンドなど積極的な攻撃でポイントを重ね、このゲームを11-7で奪いました。
みまひなペアはフルゲームの激闘の末、ゲームカウント3-2(11-9、2-11、10-12、11-6、11-7)で中国ペアを撃破。2大会連続で決勝に駒を進めました。
決勝は現地29日に行われ、2年前の2019年大会と同じ相手、孫穎莎選手(中国)と王曼昱選手(中国)のペアと対戦。悲願の金メダル獲得へ、前回敗れた相手とのリベンジマッチに挑みます。
また早田選手は、張本智和選手(18)とペアを組む混合ダブルスでもフルゲームの熱戦を制し、決勝進出。2種目で銀メダル以上が確定しました。
写真:アフロ
※写真左:早田選手、写真右:伊藤選手