卓球の世界選手権（２３～２９日・米ヒューストン）に出場する日本代表が１６日、成田空港で出発前に記者会見を行いました。

１０月に行われたアジア選手権で、日本勢４７年ぶりの３冠に輝いた早田ひな選手は、女子シングルス、伊藤美誠選手と組む女子ダブルス、さらに張本智和選手と混合ダブルスの３種目に出場予定。

世界選手権はこれまで女子ダブルスのみの出場で「シングルスと混合ダブルスは初めてになるので、自分もすごく楽しみ。しっかり一戦一戦自分らしくプレーしてきたいと思います」と話しました。また女子ダブルスについては「（２０１７年）銅メダル・（２０１９年）銀メダルと来ているので、（伊藤美誠選手と）２人で金メダルが取れるように頑張っていきたいと思います」と意気込みを語りました。

早田選手は今大会に向け、２０１９年の世界選手権決勝で中国ペアに逆転負けした試合をＹｏｕＴｕｂｅで見返したと言い、「（当時は）どんなプレーやっていたかなとか、どういう技術を出していたかなという意味でもその試合は結構見た。（２０１９年の決勝は）２―０から２―２になった場面で、技術的に中国選手を上回ることができなかった悔しさの方がある。あと１本をどううまく取っていくかをたくさん練習してきたので、今は試合をするのがすごく楽しみ」と前回大会のリベンジを誓いました。