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ヤクルト 今季2試合完封負けの天敵・青柳晃洋を攻略 着実に得点を重ね2連勝

2022年8月16日 21:23
ヤクルト 今季2試合完封負けの天敵・青柳晃洋を攻略 着実に得点を重ね2連勝
6回1失点の好投を見せ6勝目をあげたヤクルト・高梨裕稔投手
プロ野球セ・リーグ ヤクルト5ー3阪神(16日、神宮球場)

首位・ヤクルトは阪神と対戦。今季2試合完封負けを喫していた天敵・青柳晃洋投手に対して3回までに4点を奪い攻略すると、7回青木宣親選手のホームランなどで着実に追加点をあげ、5-3で勝利。2連勝しました。

2回、この回先頭の4番・村上宗隆選手がフォアボールを選び、出塁すると、相手のエラーなどでノーアウト満塁とチャンスを作ります。7番・丸山和郁選手のショートゴロの間にランナーが生還し、先制点を挙げると、8番・長岡秀樹選手のタイムリーヒットで1点を追加、青柳投手から幸先良く2点を先制します。

続く3回、1アウト3塁と追加点のチャンス。ここで打席には村上選手。2球目、内角のカットボールを打った打球は詰まりますが、センター前へ落ちるタイムリーヒット。3塁ランナーの元山飛優選手が生還し、1点を追加。さらに中村悠平選手の犠牲フライで1点を追加し、4-0とします。

5回まで無失点の好投を見せていた先発・高梨裕稔投手でしたが、6回阪神・糸原健斗選手に3か月振りとなる第3号ソロホームランを打たれ、1点を返されます。

しかし高梨投手は後続を打ち取り、6回を投げ9奪三振1失点の好投でマウンドを降ります。

7回、ヤクルトの攻撃。この回先頭の青木宣親選手は阪神の4番手・アルカンタラ投手から初球、甘く入ったストレートを捉えると、打球はライトスタンドへ。追加となる第5号ソロホームランを放ち、5-1とします。

8回、ヤクルトはノーアウト1、2塁のピンチを迎えますが、久保拓眞投手から清水昇投手への継投リレーで後続を打ち取り、この回無失点で切り抜けます。

しかし9回、田口麗斗投手が2アウトながら1、2塁のピンチを招くと、島田海吏選手にセンターへのタイムリーヒットを浴び、1点を返されます。ここでヤクルトは田口投手から守護神・マクガフ投手へと交代。

なおも1、3塁と一打同点のピンチ、対するは山本泰寛選手。5球目、低めに投げたスプリットが暴投、1点を失い5-3とされます。その後、2、3塁と一打逆転のピンチとなります。しかし、糸原選手をライトフライに打ち取り、ヤクルトが5-3で勝利。

天敵・青柳投手から今季初勝利をあげ2連勝しました。高梨投手は今季6勝目です。