スノボ平野「前人未到の大技」世界初成功
アメリカ・コロラド州で行われたスノーボードの国際大会「DewTour」のハーフパイプ決勝が日本時間20日に行われ、ソチ五輪、平昌五輪と2大会連続「銀」の平野歩夢選手が出場しました。
予選1位通過だった平野選手。決勝は3本のランを行い、一番点数の高かったランが採用され順位が決まります。1本目に100満点中86.75を出した平野選手でしたが、2本目はランの途中で転倒してしまいます。
そして最後の3本目を残し5位につけていた平野選手。逆転優勝をかけて最初のエアーで前人未到の大技「トリプルコーク1440」に挑戦。空中で“縦3回転+横4回転”をすると、着地もグッとこらえ、見事、世界初成功しました。
次のエアーで転倒し、スコアは伸ばせず逆転優勝にはなりませんでしたが、“前人未到の大技”成功で、世界に衝撃を与えました。
【トリプルコーク1440】
・縦3回転+横4回転の技
・試合で成功させた選手はおらず、今大会で平野歩夢選手が初成功
【主な結果】
優勝 戸塚優斗 95.50
2位 タイラー・ゴールド 92.00
3位 平野流佳 89.00
5位 平野歩夢 86.75
7位 ショーン・ホワイト 82.00
写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ
※写真は12月のW杯