アメリカ・コロラド州で行われたスノーボードの国際大会「ＤｅｗＴｏｕｒ」。ハーフパイプ決勝には五輪で３大会連続「金」のショーン・ホワイト選手や、２大会連続「銀」の平野歩夢選手ら北京五輪メダル有力選手たちが出場したこの大会。優勝したのは昨シーズンの世界選手権王者・２０歳の戸塚優斗選手でした。

戸塚選手は昨シーズン、Ｗ杯スイス大会、ＸＧａｍｅｓ、世界選手権、Ｗ杯アメリカ大会、日本選手権と出場した全ての試合で優勝。北京五輪では金メダル最有力の選手。

３本のランを行い、一番点数の高かったランが採用され順位が決まるＤｅｗＴｏｕｒ。戸塚優斗選手は２本目で１００点満点中９０．００の高得点を出して２位につけると、最後の３本目では世界最高難易度の大技「ダブルコーク１４４０」をクリーンに決めるなど９５．５０の高得点を叩き出し逆転優勝。今シーズン初戦のＷ杯では３位だった戸塚選手。この大会が北京シーズン初優勝となりました。

またＷ杯初戦を制した平野流佳選手が３位、平野歩夢選手は５位となっています。

【主な結果】
優勝　戸塚優斗　　　　　　９５．５０
２位　タイラー・ゴールド　９２．００
３位　平野流佳　　　　　　８９．００
５位　平野歩夢　　　　　　８６．７５
７位　ショーン・ホワイト　８２．００


写真：アフロ
※写真は２０２０年