Ｊ１の横浜Ｆ・マリノスは、徳島ヴォルティスから藤田譲瑠チマ選手（１９）を完全移籍で獲得したことを発表しました。

藤田選手は、２００２年生まれでパリ五輪世代のミッドフィールダー。２０１９年に東京ヴェルディでプレーし、２０２１年に徳島に移籍。今シーズンは、リーグ戦２８試合に出場し、１得点を挙げました。

各世代の日本代表にも名を連ねてきた藤田選手。２０１９年にはブラジルで行われたＵ１７のワールドカップに出場。さらに、２０２１年の東京五輪では、サッカー日本代表のトレーニングパートナーとして、事前合宿に帯同。７月のホンジュラスとの国際親善試合に出場するなど、パリ五輪世代の注目選手の一人です。

今回の横浜ＦＭへの移籍にあたり、「このクラブでタイトルが獲れるよう精一杯頑張るので応援よろしくお願いします」と、コメントを発表しました。

また、離れることとなった徳島のサポーターに向け、「１年間どんな時も共に戦ってくれたファン・サポーターの方々に感謝しています。本当にありがとうございました。また夜ご飯などを提供してくれたり、親切に接してくれた地域の方々にも本当に感謝しています。ここで得た経験を自分のサッカー人生で活かせるよう日々精進していきます」と、感謝の思いをつづりました。


写真：アフロ