川崎J1連覇 横浜FMが敗れ優勝決まる
◇明治安田生命J1リーグ 第34節 川崎フロンターレ対浦和レッズ(3日、等々力陸上競技場)
2位横浜FMの結果次第で、川崎の2年連続4回目の優勝が決まる試合。
0-0で迎えた前半26分川崎はピンチの場面。浦和の酒井宏樹選手に右サイドを突破され、江坂任選手と関根貴大選手に立て続けにシュートを打たれますが、川崎のチョン・ソンリョン選手と谷口彰悟選手が体を張ったディフェンスで得点を許しません。
ピンチを防いだ川崎は33分に、右サイドから山根視来選手のクロスボールがこぼれたところにジェジエウ選手が押し込み先制。川崎が1点リードして前半を終えます。
後半も川崎が攻め込ます。後半7分には山根選手のクロスボールにレアンドロ・ダミアン選手が頭で合わせますが、浦和の西川周作選手に防がれます。
川崎は終了間際の後半44分。浦和の伊藤敦樹選手が放ったシュートのこぼれ球を酒井選手に押し込まれ、同点に追いつかれました。
試合は1-1の引き分けに終わりましたが、2位の横浜F・マリノスがガンバ大阪に敗れたため、川崎の2年連続4度目のJ1制覇が決まりました。
試合後、先制ゴールを挙げたジェジエウ選手は「自分のゴールで、今日このタイトルを決めることができて、本当にうれしく思います」と喜びを語りました。
また、チーム最多タイの33試合に出場した家長昭博選手は、「今年のチームは若い選手が多かったし、日本代表クラスの選手も抜けて苦しかったが、一人一人毎日向上することを目標にやってきたので非常にいいチームになった」と、優勝した要因を口にしました。
写真:AFP/アフロ