18歳・鍵山 全日本初制覇で北京目指す
◇第90回全日本フィギュアスケート選手権大会(12月22日~26日、さいたまスーパーアリーナ)
北京五輪代表選考を兼ねた、今年の全日本選手権。昨季の世界選手権2位で世界ランキング1位の鍵山優真(18)選手が前日会見に登壇しました。
自身の調子について「ここ最近いい調子で来ていたので、今の自分の実力を確かめられるいい機会。すごい楽しみにこの会場に来ました」と、あどけなさが残る笑顔で答えた鍵山選手。
優勝すれば、出場が決まる北京五輪ですが、今大会には、羽生結弦選手と、宇野昌磨選手も出場。2人と対決することに「昨年は、肩を並べるか、追いつけたらいいなぐらいに思っていました。今シーズンは、オリンピックがかかっているということで、2人を抜かさないといけない状況。すごく大変なのはわかっていますし、2人もたくさん練習を積み重ねてきて、この試合に挑んでくると思うので、自分も勢いは負けないように全力でこの試合に立ち向かいたいと思います」と、初制覇へ意気込みを語りました。
さらに、一緒に練習することもある宇野選手については「すごく尊敬していますし、いつか抜かさないといけない時、勝ちたいと思わないといけない時がくるし、それが全日本選手権。強い気持ちで立ち向かわないといけないので、頑張っていきたい」と、改めて初制覇へ強い気持ちを言葉にしました。
男子のショートプログラム(SP)は24日(金)に行われます。
◆男子SP 滑走順
23番 宇野昌磨
24番 羽生結弦
31番 鍵山優真
写真:西村尚己/アフロスポーツ