鍵山優真「びっくり」SP7位から大逆転V
◇フィギュアスケート グランプリシリーズ第3戦イタリア大会男子フリー(現地6日、トリノ)
GPシリーズ第3戦イタリア大会でSP7位の鍵山優真選手(18)がフリーで大逆転、海外GP初優勝を果たしました。
ショートプログラムで7位と出遅れた鍵山選手は、フリー「グラディエーター」を演じ、SPではミスをした4回転サルコーを成功。後半の4回転トーループも含め、すべてのジャンプを決めました。鍵山選手はフリーの自己ベストを更新する197.49点をマークして、合計278.02点。大逆転で、海外GP初優勝を果たしました。
鍵山選手は「自分としては、このフリーは結果を気にしなくてただひたすら頑張ることだけを目標にやっていたので、まさか優勝できると思っていなくて、すごくびっくりしています」と振り返りました。
そして、エントリーしているGPシリーズ第5戦に向け、「フランス大会ではSPから気持ちのいい演技ができるように、1つ1つ自分と向き合いながら頑張っていきたい」と気を引き締めました。
またSP6位の友野一希選手(23)は161.20点をマークし、合計245.11点で6位となりました。
※写真:アフロ