東京五輪からの新種目として、日本中を沸かせたＢＭＸフリースタイル・パーク。東京五輪以降、初の大会となる「第５回全日本ＢＭＸフリースタイル選手権大会　パーク」の男子エリート決勝と女子エリート決勝が１９日、岡山県にある旧内山下小学校にて行われました。

１２人で各グループに分かれて２本ずつ競技を行い、得点の高いほうをポイントとする男子エリート決勝には、今大会３連覇を目指す、東京五輪・男子フリースタイル・パーク決勝５位入賞の中村輪夢選手が登場。決勝１本目でサドルが折れるアクシデントに見舞われ、全体１０位で折り返しましたが、迎えた２本目では序盤から難度の高いジャンプを次々と成功し、大逆転で大会３連覇を達成しました。

優勝後、中村選手に２本目を飛ぶ時の心境について話を聞くと「緊張はしたが、技を決めれば負けることは無いので、自分の走りをしようと思った」と振り返りました。

また２０２４年のパリ五輪については「今回（東京五輪）はメダルが取れなかったので、次は自分の走りをしてメダルを取りたい」と意気込みを語りました。

見事、大会３連覇を果たした中村選手の今後の活躍に注目です。