“大幅変更”来季アジアに挑むJクラブは? 5月までもつれる可能性も
来季から従来のACLの大会形式が大幅変更。Jリーグ勢が出場できる大会は、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)とAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)の2つに挑みます。アジア最高峰の大会であるACLEには3クラブ、そして1つ下のカテゴリーに当たるACL2には、1クラブが出場することになっています。
今季の成績を当てはめた現状では、ACLEに出場できるのは、J1リーグ優勝のヴィッセル神戸、天皇杯優勝クラブの川崎フロンターレ、J1リーグ2位の横浜F・マリノスの3クラブ。そしてACL2にはJ1リーグ3位のサンフレッチェ広島が出場することになります。
ただし、今季ACLの結果が横浜FMと広島に影響を与える可能性も残しています。ACLでベスト16となる決勝トーナメント進出を決めているのは川崎F、横浜FM、甲府の3クラブ。ACLにJクラブ優勝が出ない場合、または川崎Fと横浜FMが優勝した場合は、来季の出場チームに影響を与えません。
一方で、今大会J2で史上初のACL決勝トーナメント進出の快挙を達成した甲府がACLに優勝した場合は結果が変わることに。まずACL優勝した甲府が来季ACLEの1枠を手に入れます。そして神戸と川崎FのACLE出場は変わらないものの、横浜FMは甲府にはじかれる形でACL2に回ることに。そして広島のACL2出場はなくなります。
ACLの決勝トーナメントは来年2月に開催。甲府が勝ち進み5月の決勝に出場した場合、最終的な出場枠は5月までもつれることになります。