開幕まで残り1か月を切ったWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。現地9日、MLB専門チャンネルである「MLBネットワーク」にて、連覇を狙うアメリカ代表の最終登録選手30人が発表されました。

野手陣には昨季ア・リーグで62本を放ち、本塁打記録を更新したアーロン・ジャッジ選手(ヤンキース)の選出はなかったものの、ア・リーグで40本塁打をマークし、大谷翔平選手の同僚でもあるキャプテンのマイク・トラウト選手（エンゼルス)をはじめ、名だたるメンバーがそろいます。

昨季ナ・リーグMVPのポール・ゴールドシュミット選手(カージナルス)、ナ・リーグで46本を放ち、本塁打王に輝いたカイル・シュワバー選手(フィリーズ)、そして両リーグでトップタイとなる131打点を記録したピート・アロンソ選手(メッツ)など、MLBを代表するバッターがずらり。

一方の投手陣は、先発投手最高峰の賞とされるサイ・ヤング賞を3度獲得したクレイトン・カーショー投手(ドジャース)や、41歳ながら昨季11勝を記録したアダム・ウェインライト投手(カージナルス)らが選出。また、2015年から3年間巨人でプレーし、日本での野球経験があるマイルズ・マイコラス投手(カージナルス)もメンバー入り。

タイトルホルダーが軒並みそろう、今回のアメリカ代表メンバー。大会でプールCのアメリカは、メキシコ、コロンビア、カナダ、イギリスとの1次ラウンドに臨みます。

◇以下、アメリカ代表メンバー
■投手
ジェイソン・アダム（レイズ）
ダニエル・バード（ロッキーズ）
デビッド・ベッドナー（パイレーツ）
ネスター・コルテス（ヤンキース）
ケンドール・グレーブマン（ホワイトソックス）
メリル・ケリー（ダイヤモンドバックス）
クレイトン・カーショー（ドジャース）
ランス・リン（ホワイトソックス）
マイルズ・マイコラス（カージナルス）
アダム・オッタビーノ（メッツ）
ライアン・プレスリー（アストロズ）
ブルックス・ラリー（メッツ）
ブレイディ・シンガー（ロイヤルズ）
アダム・ウェインライト（カージナルス）
デビン・ウイリアムズ（ブルワーズ）

■捕手
J.T.リアルミュート（フィリーズ）
ウィル・スミス（ドジャース）
カイル・ヒガシオカ（ヤンキース）

■内野手
ピート・アロンソ（メッツ）
ティム・アンダーソン（ホワイトソックス）
ノーラン・アレナド（カージナルス）
ポール・ゴールドシュミット（カージナルス）
ジェフ・マクニール（メッツ）
トレイ・ターナー（フィリーズ）
ボビー・ウィットJr（ロイヤルズ）

■外野手
ムーキー・ベッツ（ドジャース）
セドリック・マリンズ（オリオールズ）
カイル・シュワーバー（フィリーズ）
マイク・トラウト（エンゼルス）
カイル・タッカー（アストロズ）