MLBパドレスのダルビッシュ有投手は4日(日本時間5日)、本拠地ペトコ・パークで行われたファンフェスタに参加し、ファンとの記念撮影、サイン会に応じました。

その後の取材で、WBC出場を控えるダルビッシュ投手は「(キャンプ地の)アリゾナには行かないです。直接日本へ行くつもりです」と、チームのキャンプには参加せず、17日から始まる侍ジャパンの宮崎合宿に初日から参加します。

36歳でチーム最年長のダルビッシュ投手は「いろんな若い選手とコミュニケーションを取れたら。大谷(翔平)君だけではなく佐々木(朗希)君だったりとか、一緒にプレーしたことのない選手ばっかりだから、みんなと一緒にプレーできるのがすごくうれしいです」とコメントしました。

一方で「選手のコメントとかを見ていると、ちょっと気負いすぎというか、戦争に行くわけじゃない」とも指摘しました。

「自分たちは好きな野球をやってきて、その中で日本人の選手の中の、この大会に勝つためのベストメンバー。それなのにみんなで気負って、体が固まって、もしアメリカで負けたとしてそれで日本に帰れないとかそういうマインドで行ってほしくない。気負う必要はないということは伝えたい」と語りました。

プレーだけではなく、精神的支柱としても侍ジャパンを引っ張るダルビッシュ投手に期待です。