2022年度ボクシング年間表彰式が22日、都内で行われました。

年間最高試合賞（世界戦）には昨年4月に行われたIBF・WBA世界ミドル級王座統一戦、ゲンナジー・ゴロフキン選手と村田諒太選手の一戦が選出。

“日本ボクシング史上最大のビッグマッチ”と言われた一戦。村田選手は受賞の喜びを問われると「あの試合が僕の中では最後だと思っているんで、最後の試合がこうやって評価されたということは、すごく感慨深いしうれしい」と喜びを語るとともに、自身にとって“最後の試合”であったことを明かしました。

「まだ発表できてないだけの話なので、個人的にはそう思っています。それがこういった形で表彰していただけたってことは感慨深いですし、良かったなって思っています」 と事実上の引退を表明。

現在の生活については、「トレーニングは太らないようにしてます。かっこ悪い生き物にはなりたくないから、太らないように節制してます」 と話す村田選手。

今後については「できることをやるってだけで、自分の思うようになかなかできないし、やれることをやっていくだけじゃないですか」とコメントしました。