【陸上インターハイ】100m西岡尚輝が会場どよめく好タイム 高校歴代2位の10秒11に本人も「びっくり」
優勝した西岡尚輝選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
◇令和6年度全国高等学校総合体育大会 陸上競技大会(7月28日~8月1日、福岡・東平尾公園博多の森陸上競技場)
陸上・インターハイ2日目となった29日は、11種目の決勝が行われました。この日、好記録が出たのが男子100m。
東海大学付属大阪仰星高校3年の西岡尚輝選手が、追い風1.2メートルの条件下で10秒11をマークし、2013年に桐生祥秀選手が記録した大会記録を11年ぶりに更新しました。
100mは1日に予選・準決勝・決勝の全レースが実施されるなか、「ラウンド戦が弱い」と自己分析していた西岡選手。「温存した」という予選は10秒38。その後、準決勝・決勝と調子を上げていく、というプランでした。
準決勝、スタートから飛び出した西岡選手はぐんぐん加速し、他を圧倒。タイマーに10秒11と表示されると、会場も大きくどよめきました。
その約1時間後におこなわれた決勝は、向かい風1.5メートルのなか、10秒26をマーク。大きくガッツポーズし、インターハイ初優勝をかみしめました。
レース後、「10秒1台は、自分のなかでいけるかなと思っていて、出したいなと思っていたんですけど、11はびっくり」と振り返った西岡選手。この10秒11は、高校歴代2位の好タイムです。
高校記録は、2013年に桐生選手(当時洛南高校3年)が織田記念陸上でマークした10秒01。
「欲を言えば、桐生さんの記録を超すというのが目標ですけど、自分はまだまだその部分には勝てないと思っている。高校生活はまだあるので、一から頑張ってその目標、夢に少しでも近づけるように過ごしていきたい」と語りました。
8月末には、ペルーで開催されるU20世界選手権に出場する予定の西岡選手。「夢の舞台である日本代表に選んでいただいたので、しっかり自分の走りをして、まずは決勝に残れるように頑張りたい」と力を込めました。
◇男子100m結果
1位 西岡尚輝 10秒26(東海大仰星3年)
2位 清水空跳10秒50(星稜1年)
3位 濱椋太郎10秒50(目黒日大3年)
陸上・インターハイ2日目となった29日は、11種目の決勝が行われました。この日、好記録が出たのが男子100m。
東海大学付属大阪仰星高校3年の西岡尚輝選手が、追い風1.2メートルの条件下で10秒11をマークし、2013年に桐生祥秀選手が記録した大会記録を11年ぶりに更新しました。
100mは1日に予選・準決勝・決勝の全レースが実施されるなか、「ラウンド戦が弱い」と自己分析していた西岡選手。「温存した」という予選は10秒38。その後、準決勝・決勝と調子を上げていく、というプランでした。
準決勝、スタートから飛び出した西岡選手はぐんぐん加速し、他を圧倒。タイマーに10秒11と表示されると、会場も大きくどよめきました。
その約1時間後におこなわれた決勝は、向かい風1.5メートルのなか、10秒26をマーク。大きくガッツポーズし、インターハイ初優勝をかみしめました。
レース後、「10秒1台は、自分のなかでいけるかなと思っていて、出したいなと思っていたんですけど、11はびっくり」と振り返った西岡選手。この10秒11は、高校歴代2位の好タイムです。
高校記録は、2013年に桐生選手(当時洛南高校3年)が織田記念陸上でマークした10秒01。
「欲を言えば、桐生さんの記録を超すというのが目標ですけど、自分はまだまだその部分には勝てないと思っている。高校生活はまだあるので、一から頑張ってその目標、夢に少しでも近づけるように過ごしていきたい」と語りました。
8月末には、ペルーで開催されるU20世界選手権に出場する予定の西岡選手。「夢の舞台である日本代表に選んでいただいたので、しっかり自分の走りをして、まずは決勝に残れるように頑張りたい」と力を込めました。
◇男子100m結果
1位 西岡尚輝 10秒26(東海大仰星3年)
2位 清水空跳10秒50(星稜1年)
3位 濱椋太郎10秒50(目黒日大3年)