◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト3-1巨人(15日、神宮球場)

巨人の大城卓三選手が先発投手の井上温大投手について「試合を壊してはいない。もう少し長いイニングを投げさせてもらえるように」などと述べました。

井上投手は「きょうはまっすぐでも空振りが取れたり、調子が良かっただけに、粘りきることができずに悔しい」とコメント。

スライド気味に落ちていたチェンジアップを改良した“新しい”チェンジアップの手応えはあったようで、大城選手も「ファウルもとれていた。まっすぐがいいんで、その分生きるかなと思います。まっすぐの(腕の)軌道から、奥行き(がでる)という感じはしました」と好感触でした。

井上投手は4回73球、被安打4、奪三振6、与四球1、失点2という成績で敗戦投手に。そのことについてもバッテリーを組んだ大城選手は、「試合を壊してはいない。もうちょっと長いイニングを投げさせてもらえるように、と僕も思ってるんで、そこは信頼を勝ち取らないとですね。この間も4回？で降りることが多いんで、自分も意識してやっていきたいです」と述べました。

オールスターが開ければ、ローテーションが「6」枠に戻ります。井上投手はその一角を担うことができるのでしょうか。